残念ながら、必ずしもそういうことではないようです。きれいごとを言うようですが、人生にはお金よりも大事なものってやっぱりあるみたいです。経済的にゆとりがある人こそ、そういうなんというか、お金よりも大事なものというのに焦がれるみたいですね。

私自身、幼いころからお金にはあまり不自由しない生活を送ってきました。
それ自体はすごく幸せなことだと思いますし、仮に、貧乏な家庭で生まれ育ったとしたら自分はしあわせになれていたかどうかということを想像すると、やはり自分には裕福な家庭での暮らしが手放せないだろうと思います。

世の中には、経済的に苦労をしている人がたくさんいるということも分かっています。
私は経済的にあまり苦労をせず、むしろすごくぜいたくな暮らしをしてきたので、そういう意味では他人からうらやましいと思われることだってあるかもしれません。
それがわかったうえであえて言いますが、やっぱりお金では買えない大切なものってあるんだと思います。

経済的に恵まれている人こそ、そういうお金では買えないものの価値を求めてしまうものです。
自分でも本当に贅沢な話だと思いますが、人間の欲望というものが底なしなので、こればかりはどうしようもないだろうと思います。
一つのものを手に入れれば、またすぐに別のものがほしくなってしまうのです。

私は、繰り返しますが経済的には何不自由のない生活をしてきました。
けれども、大人になった今でもまだ、恋というものを経験したことは無いと思います。
幼稚園から大学まで、いわゆるお嬢様学校というものに通いました。
学校の成績が良かったことは事実ですが、それにしたって親の影響力がすごく強かったので、進学する学校ですらほとんど自分の意志では決めていません。
特にうちの父親は怖い人で、ほとんど逆らえなかったのです。
怖い人といっても、別に者の言い方がきついとかそういうわけではないのですが、父親のいうことはほとんどすべて、ものすごい強制力を持っていたので、どれだけ優しい言い方をしても、ほとんど命令のようなものだったのです。
うちが裕福だったのはほとんど父親のおかげなので、わたしだけでなく母だって、父のいうことには逆らえませんでした。
表面的には理想的な夫婦に見えていたかもしれませんが、私から見ると、父と母はとても理想的な夫婦とは思えませんでした。
お金の力だけで持っていたような夫婦です。
母も結局、親が決めた相手と結婚したということらしいので(それについて母親から直接はなしを聞いたことはありませんが)きっと本当の恋というものを経験したことがないか、あるいはそういうものを経験したことがあったとしても、結局いちばん好きな人とは結婚できなかったんじゃないかなと思います。

母がどういう人生を送ってきたにしろ、結局は父のことを選んだわけです。
愛情よりもお金のほうをとったのだということができるでしょう。
私と母は性格がよく似ているので、面と向かって話をしなくてもなんとなく母の考えていることがわかることも多いのですが、きっと母は、お金さえあれば結局はしあわせになれるというふうに考えて乳を選んだのではないでしょうか。

私自身もかつては、お金さえあれば幸せになれるというふうに考えていたので、母親がどういうことを考えて父親と結婚したのかということは何となくわかります。
そして私が今、別にお金があっても確実に幸せになれるわけではないのだなということに気がついているので、母も、乳を選んだことについては複雑な気分でいるかもしれません。

仮には歯が結婚について公開をしているとしても、経済的なことがありますし、周囲へのプライドなどもあるでしょうから、今更父と離婚することは無いと思うのですが……どうなのでしょうか、父と母の間に夫婦の営みはあるのでしょうか?
もちろんそんな事情は娘の私にも関知できるわけがないのですが、なんとなく私の勘では、二人はもう長い間セックスレスなのではないかなと言う感じがするのです。

自分の進路だけではなく、結婚相手さえ、私は自分で選びませんでした。
というより、自分で選びたくても選べなかったのです。
一応はお見合いというかたちでしたが、親が勝手に決めた相手とほぼ自動的に結婚したようなものです。
それに私の場合は幼稚園から大人になるまでずっと全寮制の女子高に通っていたので、ほとんど男性との接点がありませんでした。
実際に結婚するまでは、そのことについてあまり不満を感じたことはありませんでした。
むしろ私自身、男性という存在がどうしても苦手で(苦手というより、どうやってかかわっていけばいいかわからないと思っていた節があって)それでもぼんやりと結婚願望みたいなものはあったので、もし自分の結婚相手を親が勝手に決めてくれるんなら、その方が楽でいいかもしれないというふうに思ったこともあるくらいです。

けれども結婚してみて、何でもかんでも親に頼って決めてきたというのは、やっぱり自分のためにはならなかったんだということを痛感しています。
旦那が悪い人だというわけでは決してありません。
むしろいい人だと思います、世の中には、どれだけ結婚したくてもなかなかその夢がかなえられないという人はたくさんいます。
出会いのない男女が出会いを求めるためのサイトまであるらしいのです。
結婚ができるかどうかという点でほとんど悩んだ経験がない私にとっては、ネット上で交流して男女の出会いを求める人たちの気持ちがほとんど分からなかったのですが、最近になってようやく、そういうふうにがむしゃらに出会いを求めている人たちは、わたしとは違う幸せを経験しているのではないかと思うようになってきました。

旦那のことをあまり悪く言うと罰が当たりそうですが、やはり私が心の底から好きになって選んだ人ではないため、旦那として受け入れることができません。
結婚してすぐの頃は(実感がわかない)ということもあって、なんとなくぼんやりと一緒に過ごしてきたのですが、結婚してから半年くらい経った頃からもうすでに、旦那と私はあまり相性が良くないのだなということに気が付き始めました。

性格がまじめすぎるということについても、私にとっては少しきつい部分もあったのですが、何よりも悲惨だったのは、体の相性が合わないことでした。
体の相性が合うか合わないかというのは、夫婦にとって非常に大きな問題だということももちろんわかっていたのですが、かといってそれほど深刻には考えておらず、最初の数回はうまくいかなくても、そのうちお互いが満足できるようなやり方でセックスできるようになるだろうと考えていたのです。

実際のところ、その考え方はものすごく甘かったですね。
私にしろ夫にしろ、そもそも異性とセックスした経験というのがものすごく少ないので、どういうふうにやればお互いに気持ちよくなれるのかが全く分からないんですよ。
それで何回かやってみてもお互いにぜんぜん気持ちよくなれないので、セックスってもしかしてそんなに気持ちがいいものではないのか、期待をし過ぎたのかというふうにかなり戸惑いました。

夫はまじめな性格なので私に対して何も文句などは言ってこなかったのですが、そのうちセックスを求めてこなくなりましたし、私も旦那を求めることは無くなりました。
夫はきっと欲求不満だったでしょう、彼がその後どうやって欲求不満を解消しているのかはわからないのですが、私は出会い系サイトを利用して不倫をしているので、旦那が何をしていようが文句を言える立場ではありません。

私が不倫をしているのだから、きっと旦那も同じようなことをしてるだろうとは思うのですが、もしそうでなかったら、わたしばっかりが罪悪感を感じなければいけないことになってしまいますね。

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